血管年齢と緑茶

血管年齢と緑茶

日本のお茶といえば、緑茶。美しい色味と独特の風味を持つ緑茶は、単品でも食事のお供としても、日常生活に欠かせない存在です。最近ではその健康効果が脚光を浴び、体臭予防や美肌の維持といった作用についても注目されていますよね。

実は、緑茶は血管年齢の若返りにもお勧めなのです。緑茶に含まれるカテキンにはコレステロール値を下げる作用がありますし、活性酸素の生成を抑えることで、白血球の流れが良くなります。

中でも深蒸しの緑茶は効果が高いと考えられており、人気急上昇中です。深蒸しの緑茶には、他の緑茶に殆ど含まれないBカロテンやビタミンEが含まれており、深蒸しの緑茶をよく飲む地域の人の血管年齢は、他地域よりなんと5歳ほど若いのだそうです。

Bカロテンには活性酸素を抑える作用、ビタミンEには血行促進作用があります。深蒸しの緑茶を飲むとカテキンの働きに加え、BカロテンやビタミンEの働きも得られるので、血管年齢の引き下げにより効くのだと考えられますね。

家庭にある深蒸しではない緑茶も、ちょっと手間をかければ深蒸し茶と同等の効果が得られます。すり鉢に「緑茶2グラム+熱湯小さじ一杯」を入れ、すりこぎで1分ほどすりましょう。すったものに熱湯200ミリリットルを加え、1分ほど置けば完成です。そのままでは口当たりが気になる、という場合は、茶漉しでこしてもOKです。

すり鉢を使うのはちょっと面倒だったりしますが、最近は底がすり鉢のようにざらざらになっているカップもあります。茶葉をすって、熱湯を加えて飲むまでの一通りがカップで出来ますので、血管年齢の対策グッズとしてお勧めです。