血管年齢を改善する
「病院で血管年齢を検査したら実年齢よりも10歳も高かった!」
そんな結果が出たらさぞかしショックを受ける事でしょう。
しかし、悲観することはありません。お肌も手入れをすれば
綺麗になるように、血管年齢も日常生活を改善すれば若返りが
十分可能です。
しかし、血管年齢が高いまま放置してしまうと脳卒中や心臓病など、
取り返しのつかない病気になる可能性があります。
これらの病気の背後には動脈硬化が存在し、動脈硬化の原因を
取り除く事が血管年齢を改善させる最良の道なのです。
動脈硬化を抑え、血管年齢を改善させる方法としては、
善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを
減らすことが挙げられます。
両方とも人体を維持する上で無くてはならないものですが、
血中の存在バランスが崩れる事によって様々な悪影響を及ぼします。
それは、コレステロールと血管年齢で説明した通りです。
また、中性脂肪の摂り過ぎも皮下脂肪や内臓脂肪
(メタボリックシンドローム)の原因となりますし、そもそも
中性脂肪は取りすぎると悪玉コレステロールを増やし、
善玉コレステロールを減らす作用をもたらすので、
悪玉コレステロールが増えた結果、動脈硬化が進んでしまう事に
なります。
これも、メタボリックと血管年齢で説明した通りですね。
では具体的に、どのようにすれば血管年齢を改善することが
出来るのかを考える必要があります。
まずは一番身近な存在の食べ物に気を配る事が基本です。
血管年齢が上がる食生活で説明した通り、我々の身近には、
善玉コレステロールを減らし悪玉コレステロールを増やす食べ物は
たくさんあります。
それらの食品をなるべく摂らないようにするのが血管年齢改善の
第一歩です。