血管年齢が上がる食生活

血管年齢が上がる食生活

血管年齢を上げてしまう食生活というものがあります。

それは、悪玉コレステロールを増やしてしまう食生活です。

悪玉コレステロールが血液中に増えると、血管壁に付着して
酸化してしまい、動脈硬化を引き起こすからです。

悪玉コレステロールを増やさない食生活を心がけたいものですが、
豊食の現代ではなかなか難しいものです。

血管年齢を上げてしまう原因として、トランス脂肪酸が
挙げられます。

トランス脂肪酸は主にファストフードに含まれているもので、
フライドチキン、フライドポテト、ドーナツ、スナック菓子
などに含まれます。

トランス脂肪酸を摂取すると善玉コレステロールを減らし、
悪玉コレステロールを増やすという研究結果も出ているようです。

しかし、パンやマーガリンなどにも多く含まれる為、
全く摂るなというのも難しい状況です。

それでも、パンが主食でありファストフード大国の米国では
トランス脂肪酸の使用を少しずつ控える傾向にあるようです。

日本では未だこのような運動はありませんので、自ら気をつけて
トランス脂肪酸の摂取をコントロールしなければなりません。

原材料に「加工油脂」という表示があった場合、トランス脂肪酸が
含まれると考えられますので、原材料名の部分は常にチェック
するようにしましょう。

また、外食やコンビニ食ばかりを食べていると、栄養のバランスが
崩れ、中性脂肪過多の食生活になり動脈硬化を招く原因にもなります。

思い当たる方は、現在の食生活を改め、血管年齢を若返らせる
食生活を目指しましょう。