血管年齢と食事のお話

血管年齢と食事のお話

血管年齢を上げない為には、日々の食事が非常に大きなファクターとなります。過食や脂肪分、塩分の摂り過ぎを改め、バランスの取れた食事を一日3食よく噛んで摂ることが重要です。すでに血管年齢が高いという方も、こうした食生活の改善を行えば、血管年齢を下げる事ができると言われています。

血管年齢を気にするのは基本的に成人であり、子供には無縁の話題と思われがちですが、子供の血管も食事次第で傷んできます。最近ではファストフード等に頼りがちなライフスタイルから、子供にも生活習慣病の傾向が見られるのだとか。食事については、老若男女を問わず気をつけたいものですね。

血管に優しい食材の代表選手は、大豆食品、青魚、野菜類。日頃これらを余り食べないという方は、是非メニューの中に重点的に組み込んでいきましょう。もちろん、肉類や乳製品なども適宜加えて、食事全体のバランスを取ることも大切です。

・大豆食品
大豆ペプチドやレシチン、リノール酸が血中のコレステロール値を正常に保ち、コレステロールの凝固を予防する。また、納豆に含まれるナットウキナーゼには、血栓溶解作用がある。

・青魚
EPAやDHAが血中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血流をスムーズにする。

・野菜類
野菜類にはそれぞれ、コレステロール値を正常に保つ水溶性食物繊維、血管を丈夫にするビタミンCやルチン、コレステロールの酸化を防止するリコピンなど、各種の有効成分が含まれる。特にタマネギに含まれる硫化アリルは血小板の凝固を予防し、血液サラサラ効果が高いことで有名。