血管年齢と血液サラサラの関係

血管年齢と血液サラサラの関係

血管年齢を語る上で、忘れてならないのが血液の問題です。ドロドロの血液は血管の老化を早めますし、血管の老化は血液の流れを滞らせて、血液をドロドロになりやすくします。血管年齢と血液は、相互に影響し合っているものなのですね。

血液ドロドロとは、血液中の血球成分の割合が高い状態のことです。また、血球の粘着性や凝集性が高まってしまったり、コレステロール等の脂質が増えたりして、血液が粘りを帯びて流れにくくなっているケースも含まれるようです。

血液ドロドロは日頃の生活習慣に因るところが大きい為、改善にはライフスタイルの見直しが不可欠です。特に食事と運動は、血液サラサラを達成する重要ポイントとなります。

過食や脂肪分の摂り過ぎは避けて、栄養バランスの取れた食事をきちんと摂りましょう。血液サラサラには、コレステロールのバランスを整えてくれるEPAやDHA、水溶性食物繊維を含む青魚や海草、野菜類がお勧めです。

また、運動不足だと血中のコレステロールが減らず、血液サラサラの妨げになります。出来れば毎日、ウォーキングなどの有酸素運動を30分以上行えると良いですね。有酸素運動はストレス解消にも効果的です。ストレスは赤血球を増やし、血小板の凝集性を高めてしまいますので、血液サラサラの大敵と言えます。

こうして見てくるとお分かりかと思いますが、血液サラサラになる方法と血管年齢を若返らせる方法は全く同じです。きちんとしたライフスタイルは、血液サラサラにも血管年齢の引き下げにも、効果があるということですね。